SLやまぐち号
駅ってなんだよ?(哲学)
SLやまぐち号
「 国鉄C57形蒸気機関車」、通称「貴婦人」。1937(昭和12)年から製造が開始された国産の蒸気機関車です。これの1号機(C57 1)が動態保存され、山口県山口市~島根県津和野町を走っています。
以前トレヴィくんと立ち寄った仁保駅に、比較的長時間SLが停車するため写真撮影のチャンスがあると掲示してあったので、その美しい列車を拝みに行くことにしました。
仁保駅
というわけで仁保駅でSLを待ち構えます。
当職は鉄オタでは無いので鉄道撮影の知識などは皆無ですが(そもそも普通の撮影が下手)、なんとかなるでぇ!(エ)とコンデジとスマヒョを抱えて行ってきました。
SLの前座に現れたクソザコ1両編成くん。ご覧のとおり仁保はとても小さな駅です。
人の少ない山の中にある無人駅のため、平日はほとんど利用者はいません。
ところがこの日はSL運行日と言うことで撮り鉄兄貴と家族連れで賑わっていました。
そうこうしてる内に汽笛と共に貴婦人登場。ここで6分程停車します。
仁保駅から次の篠目駅までの道は急峻であるため、そこを乗り越える準備を行うための長めの停車時間だそうです。
せっかくの停車中なのに上手く撮れませんでした…。
停車した途端、乗車していた客がSLバックに記念撮影をしようとホームに次から次へと飛び出してきました。SLが停まる駅の小さなホームが人で埋め尽くされている様は、まるで昭和の様な風景でした。
炭水車にて、石炭を車両前方へ移す鉄道員OJSN。この後の急峻な地形での莫大な燃料消費に備えて、少しでも補給しやすい様に石炭を運転席側へ移動させるとか。
そんなこんなで発車の時間になりました。この間碌な写真が撮れませんでした…。
シュー…ポオオオオオオオオオ(迫真) pic.twitter.com/Y37OFf48fl
— る (@o9lulu_Lewis) 2015, 10月 4
野獣の咆哮
発車の瞬間の力強い汽笛に身が震える。20世紀の遺産のパワーを全身で感じられました。
跨線橋のすぐそばを通過するSLくん。
もくもく。何も考えずに排煙浴びちゃったけどこれ大丈夫ですかね…?
運転席のOJSNが周囲の人達に好きなの持って行って良いよとスコップに載せた石炭を差し出していたので、僕も貰おうと近づいたら上述の炭水車OJSNが動かした石炭が足元に落ちてきました。
これも持って帰って良いとのことなのでお持ち帰りすることにしました。やったぜ。
長門峡駅
さて、仁保駅を出たSLは次の篠目駅まで非常に急な道をゆっくりと踏破するわけですが、渋滞さえ無ければ車で先回りする事が可能です。というわけで2つ先にある長門峡(ちょうもんきょう)駅まで先回りして撮影することにしました。
上手く行けば丁度長門峡駅にSLが滑り込む数分前に駅に着ける・・・はずでした。
実際渋滞もなく余裕を持って長門峡駅付近まで行けたのですが、この長門峡駅、入り口が非常に分かりにくいため時間を大幅ロス。
(赤で示した部分が駅への入り口。当然の如く気付けずスルー)
結局近くの駐車場にWRくんを停めて駅のすぐ先の踏切で撮影しました。
ちょっと遠すぎたかな?向かってくる列車を撮るなんて初めての事でどのタイミングでシャッターを切れば良いのか全く分かりませんでした…。
今回はSLを間近で見られたのはとても良かったのですが、写真を全然撮れなかったのが残念でした。もう少し鉄道撮影について勉強してから来るべきでしたかね。
鉄オタOJSNに幾つかアドバイスを貰ったので、そのうちまたチャレンジします。
アドバイスと一緒にコンデジじゃ無理だゾとも言われましたが。
馬鹿野郎お前俺は一眼レフ買うぞお前。
SLを楽しんだ後は長門峡を観光してきたので、次回はそこで撮った写真をアップします。
野獣先輩SLやまぐち号説
・愛称「貴婦人」→野獣先輩は女の子
・力強い汽笛→野獣の咆哮
・黒い